ヴィンテージが2013に変わりました。雑誌掲載は2009です。”親しみやすくて、美味しいワインを、お手頃価格で供給する”ワイナリーアシュトン・ケルダーは1962年創立の協同組合ワイナリー。現在、68の栽培農家が出資。場所はケープタウンから東へ150kmほど内陸に入った、”ワインとバラの谷”として知られる「ロバートソン」の中心部。ロバートソンは周囲を山々で囲まれた肥沃な葡萄栽培地域。年間降水量は400ミリと少なく、水源は平地を走るブリード川。北側にあるランゲベルク山塊から吹き下ろす霧を伴った冷たい風の影響で、夏でも平均気温は23℃とこの地域としては比較的涼しい。土壌は砂質、沖積土、石灰質。様々なテロワールが存在し、栽培される品種も多種多様でその数は48にもなる。65%が白葡萄で、シュナンブラン、シャルドネ、ソーヴィニヨン・ブラン、コロンバールなど。35%が黒葡萄で、カベルネ・ソーヴィニヨン、メルロー、シラー、ピノタージュなどを栽培している。同社のモットーは、”親しみやすくて、美味しいワインを、お手頃価格で供給する”こと。南アフリカらしい果実の凝縮された味わいのスタイルながら、バランスがとれた、飲み疲れのしないスタイルのワインを生み出している。CEOのステリック・デ・ウェット氏は元KWVのセラーマイスター。ロバートソン出身のステレンボッシュ大学卒。20年以上のワインづくりの経験を持つ。ワインメーカーはサイモン・バッソン。ステレンボッシュ大学在籍の3年目にワインへの情熱が芽生え、学士のコースをワイン醸造と葡萄栽培に転向。2001年に卒業した後、カリフォルニアの名手ダックホーンが手懸けるナパヴァレーのワイナリー「パラダックス」で経験を積み、2007年からアシュトンに加わった。
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