モーゲンスターエステー トの特長を二つ挙げると、熟成して初めて出荷することをコンセプトにしている点が、多くのケープワイン生産者と異なるところです。ケープのワイナリーには、このモーゲンスター同様、熟成後の出荷にこだわるワイナリーがいくつかあります。オーナーのジュリオ氏は、6か月ごとにワインの熟成状態を確認して、一部分だけリリースします。熟成の状態に満足がいかなければ、セラーで次の6か月間熟成を待つことになります。ですから、複数のヴィンテージが今もセラーに眠っていて、リリースの時を待つユニークなコンセプトをもつワイナリー。そして、二つめの特長は、ワインメーカーのヘンリー・コッツイー(Henry Kotze)率 いるチームが、ボルドーブレンドに特化している点に非常に興味を惹かれるところです。エレガントで余韻の長いモーゲンスターシリーズは、ボルドーの偉大なワイナリーである、シャトー・シュバルブランやシャトーディケムのオーナーのピエール・ルー トン氏がシュバル・ブランの醸造チームを引き連れて、ワインコンサルタントとして醸造に関わっていることからも、このワイナリーの将来性が裏付けられている証ではないでしょうか。
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